5/10〜14頃 蚯蚓出 (みみずいずる)
この頃、冬を越したミミズが土の中から出てくるそうです。確か1月末〜2月始めの「啓蟄」に他の生き物や虫たちは出てきたはずなのに、どうやらミミズだけお寝坊さんの様子。怠け者だな〜などと思っていましたが、ミミズは土作りに欠かせない大切な役割を担っているそうです。花壇などで出会うと一瞬「ドキっ!?」としますが、ミミズがいる土は栄養たっぷりふんわりとして植物にとっては良い環境となるのです。縁の下の力持ちだったんですね。
昔の人たちは、鳥や虫や花や 自然の変化に敏感で、その自然の変化をたのしんで暮らしていたのだな〜と実感する本日の言葉。
古い焼き物にも、虫・鳥・花は多く登場しますね。今日でも、小さな生き物たちの生命活動を感じ取れるような心のゆとりを持ちたいものです。
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