日本の伝統工芸、漆器。古風すぎて現代の生活には合わないと思っていませんか?よくよく見ると 古いものの中には、今にはないモダンな構図や 斬新な図柄のものが沢山あるんです。それでいて、昔の職人さん塗師さんの仕事は、丁寧で美しい。漆器は高級!と思いがちですが、アンティークの漆器は比較的リーズナブルな物が多いので オススメです。
ちなみにこちらは赤い蓋にカラスが悠々と飛んでいるぷっくりとしたお椀。珍しいでしょ?
このカラス、日本書紀などで道に迷った神武天皇を導いたとされ、”導く=目的地まで無事に到着する”という事で旅行や交通安全、必勝祈願のモチーフとなっているヤタガラスかなと思います。確かに、なんだか頼りになりそうな顔つきしています…?
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